「肥満は万病の元!」って本当の話です!

「肥満は万病の元!」といった言葉を一度くらいは見聞きしたことがあると思います。ところで、この「肥満は万病の元!」って本当なのでしょうか?…この疑問に対する答えは「YES!」です。そうなのです!肥満っていろいろな病気の元になってしまう可能性が高いのです。なぜなら、肥満である状態は、からだのあらゆる部分に負担をかけ続けているものとなるからです。長い間、からだに負担をかけ続けてしまうと、負担に耐え切れなくなった臓器は異常を来してしまいます。これが肥満による病気となるのです。

 

肥満が招く病気について

肥満が原因となってしまう病気は、実は多いと言ってよいのです。また、病気とは言えないまでも、肥満による負担がからだにもたらしてしまう悪影響としては、肩こりや冷え症、肌荒れや便秘といった、日常生活の中で誰でも感じる身近な症状として発症するケースは多いのです。
しかし、肥満による病気は、肩こりや冷え症などといったそんなに甘いものばかりではありません。

 

糖尿病

まず、肥満による病気のリスクとして注意したいのは「糖尿病」です。糖尿病は、血糖値を下げる働きをする「インスリン」というホルモンの異常によって発病する病気です。内臓に脂肪がたまって肥満になると、このインスリンの働きを悪くしてしまう「TNF−α」という物質がたくさん分泌されてしまうことでブドウ糖が取り込まれ難くなって糖尿病となるリスクが高くなるのです。糖尿病になって知らずに放置しておくと、指先が壊死を起こす、また糖尿病性昏睡といった死に至ってしまうこともあります。

 

高血圧

2つ目は、「高血圧症」です。肥満になると血液の循環が増えるので、心臓からからだの隅々まで血液を送るために大きな圧力が必要になってしまいます。さらに、内臓脂肪から「TNF−α」が分泌されてしまうと、インスリンの働きが低下して大量のインスリンが分泌されるようになります。
が、大量のインスリンは、腎臓の機能を低下させてしまうことになるので、腎臓から塩分の排出がうまくいかなくなって血圧を上昇させてしまうのです。そして、高血圧症は動脈硬化を促進させてしまう可能性があるので、心筋梗塞や脳梗塞などの深刻な病気へ発展するリスクも高くなります。

 

脂質異常症

最後の点は、「脂質異常症」です。脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪が多過ぎる状態となります。そして、血液中の脂質が高くなると、血液の粘度が高くなって血液の流れが悪くなります。また、ドロドロで流れが悪いと血管が詰まって動脈硬化を引き起こしやすくなります。以上のことから、「肥満は万病の元!」と言っても過言ではないと思います。