肥満解消のカギは「基礎代謝」

肥満となる原因はいろいろあります。肥満になる原因の中で、いちばん多く指摘される点は「食事」です。暴飲暴食をする、たくさんアルコールを飲む、肉類や脂っこい食事が大好き、間食をする習慣がある、また好きなものを好きなだけ食べてしまう、夜遅くに食べる習慣がある、などなど、摂取カロリーや摂取したカロリーの消費を考えないような食事や食習慣を続けていると肥満になってしまう可能性が高くなります。
その一方で、「若い頃と食べる量は変わっていないのに太ってしまう…」といったような、いわゆる「中年太り」となる肥満は、基礎代謝が大きく関係しているのです。基礎代謝は食事から摂り込んだカロリーをエネルギーに変えて消費する機能、能力となるので、基礎代謝の能力が低下してしまうと、摂取カロリーは同じなのに消費能力が落ちてしまうことで余分なカロリーが体内に残るようになって、それが脂肪として内臓の周りなどに蓄積されて肥満となるのです。
そのことから、肥満の解消には基礎代謝を上げて摂取したカロリーを余さずに消費できるような体質に作り変えてやればよいのです。

 

「基礎代謝」がアップする運動について

基礎代謝の機能や能力は、筋肉量と深く関係しています。20代を過ぎて30代になると、自然と筋肉量が落ちてきます。筋肉は、食事から摂ったカロリーをエネルギーに変えて消費します。
それゆえ、筋肉量が増えれば増えるほど、筋肉を維持するため、また筋肉を使うためにたくさんのエネルギーが必要となることで、カロリーがすべてエネルギーとして消費できるので脂肪がつき難い体質になると同時に、体内にたまった脂肪をエネルギーとして取り込むかたちで燃焼させて減らします。
運動不足や加齢によって減ってしまった筋肉量を元に戻す、あるいは筋肉量を増やすためには、筋トレなどの無酸素運動が有効な手段となります。たとえば、ダンベル器具を使ったトレーニングや陸上の短距離走などが筋肉量をアップさせる有効な運動となります。

 

また、「卓球」は無酸素運動に、内臓脂肪を燃焼し易い有酸素運動とを組み合わせた運動となるのでオススメです。卓球をする時は、ボールを打ち返す時には反復横跳びのような筋肉の瞬発力が求められるので無酸素運動をした効果があります。他方、ボールを拾う時には、軽く左右に動く動作を続けることで有酸素運動の効果が見込めるものとなるのです。そして、卓球ならゲーム感覚で運動として取り組める側面もあると思うので、誰でも取り組み易い運動となるのではないでしょうか。

 

さらに、公園などにある「アスレチックコース」を利用するのも一策でしょう。アスレチックコースでは、筋肉の使用量が大きくなるので筋トレと同じ効果が期待できます。だから筋肉の維持や筋肉量のアップにもオススメと言えます。

 

最後にオススメしたいのは、ストレッチングです。ストレッチングでも筋肉量をアップできます。また、ストレッチングなら自分の部屋の中でも手軽にいつでも取り組めるでしょう。筋肉量を上げるストレッチングでは、できるだけゆっくりと筋肉を伸ばしてやり、伸ばした状態のまま10〜15秒程度その姿勢を維持しつつ、同じように20〜15秒くらいかけてゆっくりと元の状態に戻すといった「スロートレーニング」の手法が重要になります。